晴”乗”雨読 - Sunny Rides, Rainy Reads

ロンドン駐在経験のある50代ライダー。心を入れ替えて晴”乗”雨読!

December 2020

すでに1月後半なのですが,あけましておめでとうございます.今回は,年末年始の日本帰省がメインになります.帰ってたの?帰れたの?と思われるかもしれませんが、はい,12月21日(月)~1月11日(月)の間,帰っておりました.ですが,日本の「空気読め文化」のことですので,いろいろ言われるのも面倒ですし,すべて終わるまで一部の限られた人にしかお話しませんでした.

実質,帰国にあたってコロナ影響かだから特別だったことは4つぐらいに絞られます.

  1. 日本到着時のPCR検査:待ち時間含めて90分ぐらい
  2. 日本到着後の移動手段の制限:公共機関は利用NG.最初の予定はレンタカー利用でしたが,日本の免許を日本の自宅に置いてあったので借りられないことに出発2日前に気づいて急遽ハイヤーを予約.直前予約が無理で,出発フライトを3日延伸しました.メルセデスのワンボックスを一人利用で自宅まで25,000円は破格に安い.
  3. 到着後2週間の自己隔離:その間,自宅を掃除しまくりました.
  4. 英国到着前のサーベイ:英国入国48時間前に少し長めの質問票をWeb経由で回答.守らないと例によって罰金の対象.QRコードをプリントアウト(携帯画面も可)して定時と言われていたのだけど,実際に提示は不要で,いつものように自動ゲートで通過.やはり罰金は強制力のためなんでしょう(この国ではよくあることです).

前回は2020年2月末~3月初だったので,ほぼ1年ぶりの帰国でした.そのせいもあって,帰ってきた感が強かったです.外出できたのは1週間に満たなかったですが,日本も緊急事態宣言直前だったので,伸び放題の髪の毛を切ったことと,持ち帰る日用品の買い出し以外は,特別なイベント等はなしです.

今回は,業務外一時帰国制度とも,ビジネス目的出張とも無関係で,完全に自費でのプライベートな帰国でした.これも会社からは自粛要請が出ているのですが,正直なところ,1年にわたって単身赴任者を一時帰国させないのは人道的に問題があるので,この要請には従えない,という判断です.日本はこういったあたりの考え方,とても問題あります.実際,飲食店の方たちの気持ちがよくわかりました.制度を作らないことが危機対応が不味い一番の原因です.

とはいうものの,入国時のPCR検査が陽性だったら,日本で発症したり,感染したりしたら,というリスクがあります.実際,私の帰国日前後には英国発の変異種に感染した日本人が空港検疫でみつかりましたし.もし,私が同じ状況であったら,いろいろな人に迷惑がかかったでしょうが,そこは対策を万全にして,実際にこれらのリスクは回避して安全に往復することができました.基本的に,個人レベルでは対策をすれば感染を対策できる病気なのだから,知恵を出し合い,協力すれば社会的にもコントロール可能なはずだと思います.この点で,世界はまだまだ未成熟だと言えそうです.

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出国時のANA LAUNGEはSUITEしか空いてなかった(ラッキー).ほぼ誰もいない出発ロビーと機内.三回目のロックダウン中のロンドン.Non-essentialな店は全部閉店なので日本と違って人がほとんどいない.

英国では2月中旬まで三回目のロックダウンが継続します.12月2日に二回目が解除になって10日と置かずに3回目.変異種が主たる要因であるかのように報道されていますが,ウィルスが変異することは極めて普通なことです.つまるところ,わかりやすいから変異種のせいにしているだけ.

新年にあたって,なにか勉強する目標を立てたい,と前回書きました.専門分野の学び直しがしたいのですが,まだ具体性が乏しい状態で行動に移せていません.

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